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受講開始から修了まで

トップエスイーの受講概要


トップエスイーリーフレット
(クリックでpdfファイルがダウンロードできます)

トップエスイーは,トップレベルのソフトウェア技術者を育成するための,1年間の教育コースです.業務をこなしながら,夕方から夜の時間帯,場合によっては休日に講義を聞き,演習に取り組むというスタイルをとっています.修了するためには,2つの要件を満たすことが必要です.

  • 講義を履修し,12単位以上の単位を取得すること
  • 修了制作を行い,審査に合格すること

講義を受講して合格点を取ると,単位が取得できます.合否は主としてレポートで判定されます.30以上の講義が4学期に分かれて開講されており,夏や冬の集中講義もあります.講義は1コマ90分で行われますが,原則として,7コマ以上からなる講義では1単位が,15コマ以上からなる講義では2単位が与えられます.詳細は講義のページをご覧ください.

修了制作は,大学における卒業研究や,大学院における修士・博士論文研究に相当するものです.トップエスイーで学んだ技術や科学的なアプローチを,実際の問題に適用し,結果を発表していただきます.トップエスイーの講師が指導の下,原則として3ヶ月かけて取り組みます.詳細は修了制作のページをご覧ください.

このように,1年間をかけて受講していただくことが基本形態ですが,その他に,講座単位で任意の科目を選択して受講いただく制度もあります.この場合には,NPO法人トップエスイー教育センターが窓口になっています.詳細はトップエスイー教育センターウェブサイトの講座単位受講のご案内をご覧ください.

年間スケジュール

受講開始前

トップエスイーの受講者は,1月初旬に決まります. 1月下旬にはオリエンテーションが行われ,各専門コースや共通講座の内容,講座の選択の仕方などが説明されます.

開講前講義

トップエスイーは正式には4月に開講となりますが,2月から3月にかけて「開講前講義」が行われます.これは基礎的・導入的な性格を持った講義群で,正式開講前にある程度時間をかけて予備知識を確認していただく狙いで開催しています.

各学期

4月から12月頃まで,4学期に分かれて講義が行われます.祝日などの関係で多少前後しますが,おおむね以下のような日程となります.

  • 4月~5月: 1学期
  • 6月~7月: 2学期
  • 9月~10月: 3学期
  • 11月~12月: 4学期

学期中は,月曜日から金曜日まで毎日講義が組まれます.18:20-19:50 と 20:00-21:30 の2コマありますが,原則として同じ科目が2コマ続けて行われます.2012年度以降は,土曜日にも講義が行われる予定で,1日に最大4コマ実施します.

集中講義

8月と1, 2月には,集中講義が行われます.7コマの講義が中心で,1日最大4コマを行い,2日間で1単位が取得できます.

修了制作

9月から修了制作を行います.受講生の希望に応じて,9月から11月までの3ヶ月,もしくは,12月から2月までの3ヶ月で実施します.特別に大きなテーマに取り組む場合には,9月から2月までの6ヶ月を使って行うこともできます.また2011年度より,修了制作を受講開始した次の年の3月から8月までの間の3ヶ月(または6ヶ月)に行うこともできるようになりました.これは,最初の1年間に多数の講義を受講し,知識を深めた後に修了制作を行いたいという受講生からの要望に応えたものです.この場合には,受講開始翌年の9月に修了となります.

UCLとのPBL

英国の大学UCL (University College London)と共同でPBL(project-based learning; プロジェクト実施型の演習)を行うことになりました.11月に実施します.計算機科学・工学を学ぶUCLの大学院生数名を日本に招き,トップエスイー受講生等の希望者からなる数名の日本人技術者とチームを編成して1週間の期間で集中的にPBLを実施します.2011年度は試行 (実施概要pdfファイルをご参照ください) の位置づけですが,2012年度から本格的に実施する予定としています.

交流会

毎年,3-4回の交流会を実施しています.そのときの受講生だけでなく,修了生や講師も参加しますので,期を越えた人脈形成,情報交換に役立てることができます.ほとんどの場合単なる飲み会ではなく,トップエスイーで扱っている技術に取り組んでいる方にミニ講演をしていただいています.

修了

12単位以上を取得し,修了制作審査会で合格すれば,修了要件が満たされます.3月下旬に修了式が行われ,修了者には修了盾が授与されます.(上述のように,修了制作を翌年度前半に行った場合には,修了は9月となります.)

修了後

共同研究

修了制作で取り組んだ課題をさらに発展させたい場合,NIIと共同研究契約を結んでいただき,指導教員とともに研究を継続することができます.

大学院との連携

現在,トップエスイーは,情報セキュリティ大学院大学(IISEC) と協力関係にあります.

JAISTとNIIは共同でJAIST (品川) 内に社会人博士課程「先端ソフトウェア工学コース」を設立しました.このコースでは,トップエスイーの講師が客員教員となり,博士研究の際に指導を受けることができます.このため,修了制作を発展させて博士号を取得することが容易となっています.この他,トップエスイー修了生がJAISTでの単位を取得しやすくなる仕組みもあります.詳しくはお問い合わせください.

IISECとトップエスイー間には単位互換制度があり,トップエスイー受講中に取得した単位がIISECの修了に必要な単位として認定される場合があります.詳しくはお問い合わせください.

講座単位受講

受講期間中に,業務都合で履修できなかった講義があるかもしれません.また,新しい講義も開講されていきます.このようなとき,講座単位で受講 (履修または聴講) できる制度 (有料) がありますので,修了後も継続して新しい技術を学ぶためにご活用いただきたいと思います.NPO法人トップエスイー教育センターが窓口になっています.なお,現在,修了生の方はトップエスイー教育センターの会員になっていただきますと,聴講の場合にはモニターとして受講料を無料とする制度を試験的に実施しています.ただし,年会費は別途頂戴いたします.また,フィードバックをいただくことを条件としております.