国立情報学研究所のトップエスイープロジェクトは,2026年度21期生の募集を開始するにあたり,11月21日(金)に講座説明会を開催いたします.
講座説明会においてはまず基調講演として,トップエスイーの講師も務めていただいている早稲田大学 教授・IEEE Computer Society President 鷲崎弘宜先生を迎え,生成AIのソフトウェア開発への活用についてご講演いただきます.
その後,講義の概要や,トップエスイーコースの「ソフトウェア開発実践演習」, アドバンス・トップエスイーコースの「プロフェッショナルスタディ」や「先端ソフトウェア工学ゼミ」についても解説し, 担当者が皆様のご質問にお答えします.
| 日時 | 2025年11月21日(金曜日) 13:00 〜 17:50 | |
|---|---|---|
| 場所 | Zoomでの遠隔配信 | |
| お申し込み |
お申し込み
フォーム |
|
| 13:00-14:10 | 基調講演:生成AIによるソフトウェア開発とAIソフトウェアエンジニアリング 鷲崎 弘宜(早稲田大学・国立情報学研究所・エクスモーション)
|
|
|---|---|---|
| 14:10-14:45 | トップエスイー教育プログラムのご紹介 ~ 20周年を超え、AI が前提となるソフトウェア開発を探る場へ~
国立情報学研究所 トップエスイープログラム代表 石川冬樹
|
|
| 14:45-15:00 | 休憩 | |
| 15:00-15:40 | 講座シリーズのご紹介(1)
|
|
| 15:40-15:50 | 小休憩 | |
| 15:50-16:30 | 講座シリーズのご紹介(2)
|
|
| 16:30-16:45 | 休憩 | |
| 16:45-17:00 | ソフトウェア開発実践演習のご紹介
石川冬樹
|
|
| 17:00-17:15 | アドバンス・トップエスイーコースのご紹介 石川冬樹
|
|
| 17:15-17:35 | 修了生の声 (登壇者後日掲載)
|
|
| 17:35-17:50 | 質疑応答 | |
生成AIによるソフトウェア開発とAIソフトウェアエンジニアリング
鷲崎 弘宜(早稲田大学・国立情報学研究所・エクスモーション)
大規模言語モデル(Large Language Model; LLM)に代表される生成AIにおより、従来の自動化ツールでは困難であった多種多様なソフトウェア開発タスクが可能になりつつあります。ソフトウェアの価値を高め、圧倒的に高信頼かつ高効率に開発運用し続けるために、生成AIおよびエージェントを組み入れた開発の方法、プロセス、組織の変革が不可欠です。本講演では、講演者らが執筆した書籍『生成AIによるソフトウェア開発: 設計からテスト,マネジメントまでを全て変革するLLM活用の実践体系』(オーム社, 2025)に基づき、特にソフトウェアの要求から設計、実装、テストまでのライフサイクルにおけるLLMの実践的な活用方法を、事例や研究動向を交えて解説します。加えて、そうした開発を高信頼に進めるうえで不可欠なLLMを含むAIソフトウェアシステムに対するソフトウェアエンジニアリングの取り組みを概観します。